「つくづく」増刊号に寄せて

寄稿させていただいた「つくづく」増刊号が、先日の文学フリマ京都から頒布された。僕は文章を書いて送っただけで、それを本にするためのもろもろの手続きも、それに伴う諸経費の捻出も、実際の販売も、編集者の金井さんが一手に引き受けてくださっているの…

死にたさと真逆の夜

爪切男さんと担当編集の高石さんのトークイベントに行った。 福岡(というか東京から離れた地方)でのトークイベントのメリットだと思うのだけど、「東京ではできない話」が聞けることが多々あり、今回もそういった話が聞けてよかった。「ノーツイートで」と…

2019年読んでよかった本

今年は例年よりは本を読んでいたらしく、いいものに出会うことが多かったなあと思ったのでまとめておきます。 マンガ 我らコンタクティ アフタヌーンでの短期集中連載を、こちらも夏に短期集中で読んで、心を鷲掴みにされた作品。1巻で完結するのも含めて、…

契れないひと

近所の公園に、朝、宗教のひとたちが立っている。女性2人組で、経典のようなものを読みながら、図を書いて解説している。真剣に聞いていないので教義はよくわからないけど、聞こえてくる単語が「堕落人間」とか「神」とか「真理」とかで、トバしてんなあと思…

まばゆい

先日のトークイベント以来、その作品を読みたいと思うのはどういうメカニズムなのか、ということを考えている。著者の名前も知らなければ作品も知らない、存在していることすら知らないものは、読みたいと思うことができない。まずはなにかを知っている必要…

東京日記

弾丸ツアーで東京に行ってきた。B&Bで行われた「趣味と本業と自由研究~個人誌で未来を切り開くには」というトークイベントに参加するのが主な目的。イベント終了後、登壇された編集者の高石さんと中華をつつきながら小一時間ほど話をさせていただいた。こっ…

フューチャー

来年度からどうやって生きていこうかと、このところずっと考えている。数年前に共同で設立した会社を、今度の春で辞めることにした(実は俺は会社役員なんだ)。それでも個人的にお仕事はまあまあ来るだろうという算段も立ってはいるのだけど、それらの仕事…

二度目の古書グリ

古書グリ、二度目の一箱古本市参加が無事に終わりました。全福岡県民が来てくれました。全福岡県民のみなさま、福岡県外から気にかけてくださったみなさま、ありがとうございました。 去年「売りたい本が結構溜まってるけど、ブックオフに売ると二束三文だし…

古書グリ

グリは2年前の10月に旅立ったんだけど、文字通り世界中を旅してて、おもしろそうな本を買っては送ってきてくれる。それで、おもしろかったものはみんなもよむといいですとグリが言うので、年に1回だけオープンするのが古書グリ。今年もグリが世界中を旅して…

記憶にございません!

「記憶にございません!」を観た。 三谷幸喜が以前「合言葉は勇気」のときに自分の好きな要素と語っていた「ニセモノが本物以上にがんばる話」。個人的には「泣ける」と言われる作品よりも上質なコメディの方が泣ける。「記憶にございません!」は3回くらい…

大トロ>世界2位

市場に行って新鮮な寿司をたらふく食べた。「寿司を食べる日」と決めていたので金銭感覚がバカになっており、400円の大トロも200円の大トロも食べた。400円の大トロの方がより大トロのような感じがした。 その後、たまたま路上でやっていた大道芸を見た。終…

黙ろうかな

とりあえずここのところみんな小泉進次郎を叩いていいことになっていて、相手が大臣であれば強い言葉でボロクソ言ってもよいようだ。確かに氏は大臣としての資質や職責を問われるような発言も多い。それに対して怒りを表明する気持ちもわかる。げんなりする…

ラジオ

最近ラジオを聞くようになった。radikoは非常に便利。 ぼーっとインターネットを見るともなく見てしまうのよりももっと「意味」から切り離されて、いい。あと、よくできたラジオのCMは非常によくできてて、いい。究極の引き算の美学がある。 意味のないイン…

映画の日

少し前から、毎月1日に映画を観に行っている。今日は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」と「おっさんずラブ」を観た。 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、最終的に「タランティーノ観たな!」と思えた作品だった。「おっ…

日記から始める

夏休みの最終日。ほんとの最終日は明日なんだろうけど、なんかこう、今日で区切り、という感じがする。 このところずっと、くすぶってる感じがある。苛立ちはあんまりない。本をまあまあ読んでいる。ギターの練習が楽しい。ギターに限らず、修練が楽しい。仕…

いかれた慕情

僕のマリさんの『いかれた慕情』を読んだ。 読み終えて、ああ、もう俺全然本気で生きてないな、ということに気付いた。たぶんもう本気の出し方も忘れてる。本気出さなくてもやっていける実力がついて、生きていくのが楽になった。本気じゃないとやっていけな…

かっこいいドリル

「ドリルを買いに来たひとが欲しいのは、ドリルではなくて穴だ」という言葉がある。顧客は本当は問題を解決したいだけであって、その手段はなんだっていい、みたいな意味なんだけど、実際、仕事においてはドリルが欲しくてドリル買いに来たみたいな案件が結…

でも、こぼれた

「でも、こぼれた」を読んだ。 6名の著者の頭文字を取ってつけられたというこのタイトルが、見事に6篇の短編群を貫くテーマになっていたと思う。「普通」に生きたいと思って、普通に生きようと努力した、でも、そこからこぼれてしまったひとたちの日常の断片…

ニニちゃん

生まれ変わりを信じている(ただし自分以外)。 祖父は晩年、いきなり犬を飼いだした。祖父が亡くなった後も犬だけは数年生きていた。特に根拠はなかったけど、祖父はこの犬に乗り移ったと信じていた(その犬も亡くなりましたが……)。今ごろ祖父も犬もなにか…

将棋やってる

将棋が苦手。相手がいるゲームで「読み」を利かせるのが壊滅的に苦手で、なにをどうすればいいのかが全くわからない。そもそも「読む」っていうのがどういうことなのかわからない。と思ってたけど、ここ3週間くらい毎日アプリで将棋を指して、入門の本とかわ…

2019年4月22日

今日はなんだか1日中なつかしい感じがした。5時過ぎの朝日が窓から少しずつ入ってくる感じとか、部屋の明るさとか、温度とか湿度とか。今日がなつかしいってなんか変な感じ。

iPad mini(第5世代)を買った

iPad mini(第5世代)を買った。 いままでiPad mini 3を使ってて、挙動がかなりもっさりしてたのだけど、そのストレスが全くなくなった。電子書籍とかdマガジンとかさくさくめくれる。Twitterもするする動く。するする動きすぎてみんなのツイートあんまり読…

正しさについて

最近書き物のためにいくつかの本を並行して読んでる。 最初は政治についての本だったのだけど、それから選挙→多数決→正しさみたいな感じで転がっていった。ベストセラーの『FACTFULNESS』も電子書籍で読んだ。それらの本を読んでいるうちに、30数年生きてき…

書くことについて

みんな大好きスティーブン・キング(実は読んだことがない)が書いた『書くことについて』という、その名の通り文章の書き方についてまとめた本がある。小説家らしい文体で、意外と具体的なテクニックについて書いてある。 「副詞とか多用せんでよろしい」「…

10年前の答え合わせ

10年前に自分に投資してたのの結果が今だと思うんだけど、結果としてはまあまあいい感じで回収できてるんじゃないかと思う。10年後はもっといい感じでやっていけてるのかなあ。投資は不可欠だけど、運もあるもんな。事故って死なないとか。

長く住む町

近所にあった店が次々となくなっていく。 最近よく行く居酒屋に、「しばらくお店を休みます」という張り紙があった。聞けば「店を手伝ってくれている親父が検査入院するから」だという。結局その店は3日くらい休んだだけで、営業を再開した。親父さんもなん…

10万円得した

3月にiPad Proを買うつもりでいたのだけど、やめた。理由としては、要らないからだ。 なくてもやっていけている、ということは、なくてもよいということだ。いまあるものでなんとかできている。iPad Proを買ったところで、「生活のやっていき」が向上すると…

淡々

先日、誕生日を迎えた。いつものように朝公園を走り、シャワーを浴び、朝食を摂ってから少し仕事をして、昼食を摂らなかったので少し早めに餌のような夕食を作って食べて、風呂に入り、20時にはやることもなくなったので寝た。 翌日。何度か目が覚めたけど12…

勝ち続ける

「勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの『仕事術』」を読んだ。みんな大好きウメハラが書いた新書。 「勝ち続ける」っていっても「試合に勝ち続ける」ってことじゃなくて、「絶えず成長を続ける」っていう意味ですよ、というのが1冊を通して書いてある。…

やっていけてない

今年は自分の生活にイニシアチブを取りたい、規則正しく生活していきたいと思っているけど、早速ダメ。規則が全く正しくない。規則正しくやっていくのが難しい仕事ではあるのだけど、仕事が忙しくない今ですらダメになってるので、忙しくなったらどうなるん…