日記から始める

夏休みの最終日。ほんとの最終日は明日なんだろうけど、なんかこう、今日で区切り、という感じがする。

このところずっと、くすぶってる感じがある。苛立ちはあんまりない。本をまあまあ読んでいる。ギターの練習が楽しい。ギターに限らず、修練が楽しい。仕事はずっとストレスの種でしかない。ストレスの種でカツカツやっていっている。

最近空前のオードリーブームが来ている。若林さん(一生さんづけします)の「社会人大学人見知り学部 卒業見込」をブックオフで200円で買って読み、非常に感銘を受けた。中古で買ったのを申し訳なく思い、改めて書店で買いなおした。若林さんが解説を書いているというので、南キャンの山里さん(一生さんづけします)の「天才はあきらめた」もいっしょに買って読んだ。一気読みした。

山里さん、テレビではクズキャラが際立っているけど、めちゃくちゃ努力のひとだ。努力を苦とも思わないひとを天才と呼ぶのであれば、山里さんは天才の部類に入ると思う。ビジネス書として読んでも非常に有益な本だと思う。最後にはちょっと泣いてしまった。

人生ももうまもなく折り返し地点に差し掛かる。いまだに経験したことがないことばかりだ。ただ、あまりわくわくしないのが問題で、大体のことがなんとなくでやっていける。ここ数年であまり感動しなくなったことに気付く。こういう生き方はあんまりよくないのではないだろうかと思うようになった。とは言えなにをどうすればいいのかよくわからない。いつの間に感動を失ったのかもわからない。わかったところでどうしようもない。

というわけでくすぶっている。このままではダメだなあと思いながらも、なにをどうすればいいのかわからず、とりあえず本を読む量がほんの少しだけ増えている。思いきり泣いたり笑ったりしたい。

天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)