黙ろうかな

とりあえずここのところみんな小泉進次郎を叩いていいことになっていて、相手が大臣であれば強い言葉でボロクソ言ってもよいようだ。確かに氏は大臣としての資質や職責を問われるような発言も多い。それに対して怒りを表明する気持ちもわかる。げんなりするのは、怒りじゃなくてバカにするニュアンスが見て取れることだ。いくつかの条件が整ったとき、ひとはひとをバカにしてもよい。炎上するようなことをした人間は、全力で叩いてもよい。プライバシーを侵害してもよい。インターネットで日々見せられてるのは、そういう免罪符をもらった(と勘違いした)悪意だ。

いじめはいじめられる方にも原因がある、だからいじめていいんだみたいなものを、毎日毎日毎日毎日インターネットで目にすることになって、ああもうこれ黙っとくのが個人的には正しい態度だなと思うようになった。もう何も言いたくないし、何も聞きたくない、見たくない。