積読未満日記
まだ積読にも至れていない本がいくつか出てきた。お金や手間が理由で買っていないのではなくて、このご時世、Amazonがいま日用品の確保・配送に注力しているというのを知って、書店にない本を頼むのがためらわれるからだ。ということで、まだ積読にも至っていない本を記録してみる。
契れないひと(2)
たかさんのマンガもめでたく2巻が発売された。うれしい。先日近所の(といっても徒歩15分くらいのところにある)書店に行ったところ、2巻が入荷されていないどころか、1巻も置いてなかった。この書店、『夫のちんぽが入らない』のマンガも高野雀さんのマンガも最新刊(nとする)は置いておらず、常にn-1巻までしか揃えないことに定評がある。たかさんのマンガに至っては、今のところn-2(nは2以下の自然数)となっている。『契れないひと』っていうタイトルのマンガではあるけど、そこは契ろうよ。あと、最新刊の手前まで入荷するなら、最新刊も入れようよ。
雑な生活
九州は「今日発売です」と言われた日に書店に本が並ぶことはほとんどない。ちょうど書店に行った日が『雑な生活』の発売日ごろだったのだけど、書店に行くには少し早すぎた。まあ、近所の書店はいつまで経っても入荷しなかったかもしれないけれども。TwitterのTL上でとても評判がいいので、早く読みたい。
コロナの時代の僕ら
無料公開されていたタイミングで読めなかったので、買って読みたい。これは現時点でまだ出版されていないので、積読したくても積むことすらできない。
兄の終い
これもTwitterで非常に評判がいい。一気に読んでしまうひと多数。読みたいけれども、なんだか常にうっすらと気が立っているような状態で、読んでいいものなのかどうか迷う。読むのに心の準備ができていない気がする。
みんなにお金を配ったらー―ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?
他の本に比べると高く、あと内容が難しそうな上に長そうな気がするので、普通に買うのに抵抗がある。
出版に携わっている方から、版元によっては4月刊の本の部数をしぼっているので、作家がつらい思いをしているかもしれないという話を聞いた。なるほど、僕がAmazonででも買うのをためらっている陰で、作家の方々はその影響を直接受けているかもしれないのだ。そういった事情を知ると、やはり早めに買うべきだなと思った。ちなみにその方は、Amazonやヤマトの方には申し訳ないけど全員の味方にはなれないんだから、それだったら自分は作家の味方でいたいと思って本を注文している、とのことだった。すてきな覚悟だと思う。と同時に、普段そこまで意識しなかったけど、運輸業に携わる方々にももっと敬意を払わないといけないなと思った。いつもありがとうございます。置き配で少しでも負担が減らせているといいのですが……。
ちなみにAmazonで本を買うのためらってしまうとTwitterに書いたところ、これまた本屋を営む方からhontoやe-honなどのほかのオンライン書店を使うことを勧められ、なるほどそういうソリューションがあるのかと思いました。知恵だ。