ダルゴナコーヒーをつくる
いま話題のダルゴナコーヒーをつくった。一度でもダルゴナコーヒーをつくったことがある方は、特にあまりうまくいかなかった方は察していただけると思いますが、以降きたない文章ときたない写真が載ってます。見たくない方はここでお帰りください。
ダルゴナコーヒーは、インスタントコーヒーと砂糖を少量のお湯で練り、メレンゲ状になったものにミルクを注ぐというもの。小さめのボウル状のものに材料を入れ、小さい泡立て器でシャカシャカやれればよかったのだけど、我が家の小さい泡立て器はペンキと水を混ぜるのに使っており、大きな泡立て器しかなかった。まあ混ぜるんだから別にいいだろ、と思ったのが失敗だった。
泡立て器の隙間から中途半端に練られたものがどんどん入ってくる。
うんこだ。おれはいまうんこをつくっている。食品で。
心が折れそうになるのをこらえ、混ぜ続ける。泡立て器がよくないのだと思い、スプーンで練る。不思議なことにどんどんゲル状になってくる。
下痢になった。心が折れた。
食べ物で遊ぶなと教育されたひとは多いと思うが、母さん、あなたの息子はいま、食品で、よりにもよって下痢をつくっています。母の日に。
練れば練るほど「お腹の調子がよくないやつ」に近づいていく。
ちょうどそのころ、妻は「白い恋人」1万円分が5,000円で買えるというネット通販に挑戦していた。サーバーエラーで非常につながりにくく、昨日から結構な時間を費やしていた。「買えればラッキー」から「費やした時間を取り返すには、もうなにがなんでも買わなくては」みたいな状況になっていた。僕は僕で「下痢だこれ」と思いながら謎の物質を練っていた。ダルゴナコーヒーを完成させなければ報われないところにおり、夫婦ともに後に引けなくなっていた。
完成したダルゴナコーヒーは、スタバで飲む甘いやつの劣化版みたいな味で、僕はそもそもコーヒーに砂糖を入れるのがあまり好きではなくなっていたので味も好みではなく、妻は妻で結局「白い恋人」は買えずに終了してしまい、我々夫婦は後に引くことの大切さを学んだ。
上手にできてる画像見てももう下痢としか思えなくなってしまった。
いかがでしたか?
最後までお読みいただきありがとうございました!