電子書籍を読めるようになりたい

電子書籍を読めるようになりたい。物理的な書籍が本棚を埋めるさまは大好きなのだけど、スペースには限界がある。最近は買った本が10冊くらいになると、本棚の再構築をして、スペースをやりくりする羽目になっている。大きな本棚を買えば解決するのだけど、今度は大きな本棚を置くスペースが家にない。さすがに家は再構築できないので、本棚及び本(を買う頻度)をどうにかするしかない。

本棚問題には本質的な問いが含まれていて、「その本をずっと持っておかなければならないのか」というのを1冊1冊に問い直す必要がある。「とりあえず持っておきたい」というグレーゾーンの本と積読が多く、「一生持っておきたいぜ」という本ははたして何冊あるのか。

当座をしのぐソリューションとして、電子書籍で買って読む、というのがあるのだけど、電子書籍だとなかなか頭に入ってこない。小説以外の本を読むとき、折ったり書き込んだりするので、それができない電子書籍には抵抗があるっぽい。ハイライトとかもつけられるのだけど、なんか違う。本を読むという行為とデジタルの相性が、僕にとってはよくない。

とはいえ遠ざけてたら一生苦手なままなので、最近は電子書籍で読む練習をしている。紙の書籍より「読んだと思い込む感」が強い。ネット見てるみたいな感覚になってるっぽい。頭にあんまり入ってないのがわかる。そのうち慣れてくるのかな。

なんか勢いで買ってしまった「SPY×FAMILY」は、電子書籍でよかったなあと思ったけどもう遅い。連載が終わるまで単行本を買う。おもしろいし、次に来る作品のひとつではあるのだろうけど、別に本棚を埋める本ではなかったな、という感想。

SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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