梅雨

平年より20日も早く梅雨入りしたらしい。外出自粛を求められているので特に問題ない。1日1回はなんらかの運動をしたいと思っているのだけど、それが途切れるのが嫌。あと部屋の湿度が高いのも嫌。室内で運動をする気になかなかなれない。

努力が苦手で、意識的に不自然な状況をキープしておくのがつらいのだけど、仕事面ではそういったことを求められている感じがする。忘却することができない。

ダメと言われると無性に旅に出たくなる。落ち着いたら仙台、東京、大阪に行きたい。なにも心配しなくていいのであれば、フランスにも行ってみたい。でもそれほど本気じゃない。

お金の書類をせこせこ書いている。みんなで前に進むためのお金で、個人のものじゃない。みんなで前に進みたいとか、たぶんほんとは微塵も思ってない。時代に取り残されても生きていけたい。必死とかもういい。

今後次第に「これからやりたいこと」より「これまでやってこなかったこと」を数えるようになっていくのだろうか。「これまでやってこなかったこと」の中には「これまで一切興味を持てなかったこと」がたくさん含まれていて、自分のアンテナの感度の悪さを恨む。

「未知」というのは一種の希望だ。知りたい欲があればたのしく生きていけるような気がする。その知りたい欲が、ゆっくりと、知らぬ間に、失われている。自覚しても防ぎようがない。

いま恋をしているひとって世界が何色に見えてんのかな。鈍色に輝いてるんだろうか。

幼稚園に入り直す夢を見た。初めて。そこからやり直したいのか?

晴れ間がないとろくなことを考えないのか、こういう気分のときにたまたま天気が崩れているのかわからない。どっちでもいいけど。

頭のなかにある散らかったものごとを文章にすると落ち着く。ここに書かれていることの一部にでも普遍性があればいいなと思う。